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『3年A組』あらゆる意味で今期ナンバー1ドラマが繰り返し伝えてきた「考える」ということ

  • 2019年03月12日(火) 12:00:26
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菅田将暉主演の連続ドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)が、回を追うごとに熱烈なファンを増やしながら、いよいよ最終回を迎える。『3年A組』の視聴率は右肩上がりで、第7話は11.9%、第8話は12.0%、先週放送の第9話が12.9%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)で自己最高を叩き出した。

 このドラマはとにかく展開が早く、しかもひとつ謎が解けると今度は別の謎が浮上して、とにかく気になることがあり過ぎる。これが一度でも視聴したら離れられなくなる大きな理由だ。

 菅田将暉演じる私立魁皇高校の教師・柊一颯が、“人質”にした3年A組の生徒29人に要求したのは、クラスメイトの景山澪奈(上白石萌歌)が自ら命を絶った理由を明らかにすることだった。生前の澪奈は水泳部のエースで将来を渇望されていたが、ドーピングをしていると噂され、クラスメイトに避けられるようになっていた。

 ドーピング疑惑につながるフェイク動画には、半グレ集団に脅されて撮影を持ち掛けた者、撮影した者、投稿した者、拡散した者……複数の生徒が絡んでおり、徐々に明らかになっていくのだが、その都度一颯は生徒たちに熱く語りかけ、最初は反抗していた生徒たちも少しずつ変わりはじめる。

 一颯が生徒たちに繰り返し伝えてきたのは、「考える」ということ。「Let’s think!」は教壇に立った時の一颯の決まり文句だ。「考える」ことは、言葉や行動とは違い、目に見えるものではないから、気づかれにくい。考えよりも言葉や行動で人は評価するし評価される。インターネット、SNSが普及して物事はあっという間に拡散され、スピードが求められている現実も、確かにある。

 しかしだからこそ、言葉や行動にする前に、「考える」ことをしなくてはならないし、自分の言葉や行動には責任を持たなければならない。一颯の演説は社会や大人への問いかけでもあるのだろう。

 さて最終回目前、『3年A組』7話以降のあらすじを振り返っておきたい(6話までのあらすじはこちら)。ネタバレになるため、すべて自分で視聴してから最終回に臨みたいという方はご遠慮願いたい。
続き


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