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『家売るオンナの逆襲』ボーイズラブから“マンチッチとドジスケ”の不倫ドラマへ移行?

  • 2019年02月08日(金) 12:00:56
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 北川景子が不動産業界のスーパー営業ウーマンを演じるドラマ『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)の第5話が6日に放送され、平均視聴率11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から0.8ポイントアップとなりました。

(前回までのレビューはこちらから)

 前回、フリーランスの不動産屋・留守堂謙治(松田翔太)に顧客を奪われショック状態から抜け出せない三軒家万智(北川)は、有給休暇を取得。上司で夫の屋代大(仲村トオル)を置いて、どこかへ旅に出てしまいます。

 一方、万智の部下・庭野聖司(工藤阿須加)は、田部竜司(柄本時生)と婚約者の宮寺奈々(知英)を担当することに。ブサイクな外見にコンプレックスを抱き、美人と交際するために努力し続けてきたという田部は、美人なうえに奥ゆかしい性格の奈々との結婚を考え、見栄えのいい一軒家を探しているというのです。

 残念ながらすぐに物件は見つからなかったものの、田部が万智と小学校の同級生だったことが判明。“マンチッチ”というあだ名で、クラスの人気者だったことを聞きつけた屋代は、今とはまるで違うキャラクターだったことに衝撃を受けるのでした。

 その夜、万智の邪魔をする留守堂の存在が気になった屋代は、庭野を引き連れ尾行を開始するのですが、あっさり見つかってしまいます。そして、留守堂が万智の同級生だったことを知り、もしかしたら小学校時代のクラスメイトだったのではないかと考え、その足で田部の家を訪問します。

 しかし、田部の小学校の卒業文集には、“留守堂謙治”という名前の生徒は見当たりません。その代わり、子どもの頃は確かに万智が陽気なキャラクターだったことや、クラスの『ドジでブサイク・ランキング』において、1位の“ドジスケ”こと三瓶良雄に次いで2位になったことが、田部のスペック磨きの原動力になっていることを知るのでした。

 その翌日、庭野は田部と奈々を内見案内するのですが、バスルームでシャワーの操作を誤ってしまい、奈々をびしょ濡れにさせてしまうことに。すると、奈々がいわゆる詐欺メイクによって美人に見せかけていたことが判明してしまうのです。

 ショックを受けた田部は別れを切り出し、奈々が帰った後も気持ちの整理がつきません。庭野もどう対処していいのかわからず戸惑っていたところ、突如として万智が登場。田部に対し、“家売る”宣言をして去って行くのでした。

 その足で奈々の家を訪れた万智は、ブサイクに生まれてきた悔しさをバネに努力する田部のことを、奈々が心の底から尊敬していることを知ります。

 その一方で田部は、奈々に出会った時の喜びの気持ちを綴った日記を読み返し、このまま別れるべきか否かと葛藤するのでした。

 そんなある日、田部は万智に強引に連れられ、ある一軒家を紹介されます。外壁を蔦に覆われたボロ屋なのですが、内装はまるで新居のよう。外観とのギャップがミソだと話す万智は、奈々がノーメイク状態でウェディングドレスを着た姿が映るスクリーンを用意します。

 何事かと戸惑う田部の目の前に、メイクをした状態のウェディングドレス姿の奈々がスクリーンを突き破って登場。その“ギャップ萌え”によって田部は心を動かされ、復縁&家の購入を決めるのでした。
 一方、仕事帰りに留守堂の姿を見かけた屋代は、正体を明かしてやろうと尾行。すると留守堂は、取り壊し中の小学校へと入って行き、何やら怪しげな様子なのです。そして、ある教室へ入って行ったところ、そこには万智の姿が。実は留守堂の正体は、“ドジスケ”こと三瓶良雄で、小学校の時に憧れていた万智を射止めるために整形し、不動産業界に身を置いたというのです。そして、不倫の始まりの予感? がしたところで今回は終了となりました。

 初回登場時から一貫して、引いて開けるドアを押す間違いを繰り返していた留守堂。建築ミスを指摘する動作なのかと思っていましたが、なるほど、“ドジスケ”への伏線だったわけですね。ずっとモヤモヤしていたので、今回ようやく納得しました。

 とはいえ、小学校時代に憧れていた女性のことを30歳過ぎてまで追い続けるって凄いなぁと感心、というより恐怖心を抱いてしまいました。松田翔太のスタイリッシュな見た目で緩和されていますが、相当ヤバめのストーカー体質ですよね。

 そういう意味では、やはり見た目って大事なんですかね。目的はどうあれ、田部のようにコンプレックスをバネに努力を重ねる生き方も素晴らしいとは思いますけど。ただ、奈々役を演じていたのが知英ということもあり、何だか韓国映画やドラマを観ているような錯覚に陥りました。

 たしかに外見に対するコンプレックスは万国共通、普遍の悩みではあります。ただ、このドラマは、不動産売買を通じて現代日本が抱える問題をぶった斬る、というのが魅力になっていると思うんですよね。

 まあ今回は、小学生の頃に陰キャだった留守堂が、陽キャだった万智を想い続ける部分をより鮮明に描くため、あえて極端なコンプレックスを抱くカップルを登場させたのでしょうけど、一気にチープなドラマになってしまった印象です。

 ただ、留守堂の正体がわかったことで人間関係はより複雑になり、これまでは留守堂と足立聡(千葉雄大)とのボーイズラブ的な展開が注目されていましたが、次回からは万智とその夫・屋代の思惑も絡み合い、波乱を巻き起こすのではないかと期待しています。

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