ニュースヘッドライン

今までにない大河『いだてん』は、『あまちゃん』の大ヒットを超えるか

  • 2019年01月07日(月) 12:00:41
  • ブログ

映画やドラマの脚本・監督に加え、俳優業やロックバンド「グループ魂」のギタリストなどマルチに活躍する宮藤官九郎が、満を持してNHK大河ドラマを書く。2016年に放送され脚本を担当したドラマ『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)で、第4回コンフィデンスアワード・ドラマ賞の「脚本賞」を受賞した宮藤官九郎。宮藤脚本のNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』は、2019年1月6日、いよいよスタートを迎える。

 宮藤は2013年に放送された連続テレビ小説『あまちゃん』でも脚本を担当。『あまちゃん』がブームといえるレベルで大ヒットしたこともあって、NHKと宮藤官九郎の再タッグには期待が集まっている。
『いだてん』には『あまちゃん』出演者・スタッフが勢ぞろい

 『あまちゃん』は、母・春子(小泉今日子)の故郷・岩手県で海女となったヒロインのアキ(能年玲奈/のん)が、ひょんなことからアイドルへと転身。東京で人気アイドルグループのメンバーとして活動すると思いきや、岩手に戻りご当地アイドルを結成するなど、少女の奮闘と成長を描いたストーリーであった。

 『あまちゃん』は「海女とアイドル」という斬新なストーリーに加え、ちりばめられたオマージュやパロディなどもうけ、熱狂的なファンを獲得。ドラマ放送終了後は「あまちゃんロス症候群」略して「あまロス」なる言葉まで誕生。

 また、第78回ザテレビジョンドラマアカデミー賞では「最優秀作品賞」を受賞し、劇中で使われた岩手県の方言「じぇじぇじぇ」は2013年のユーキャン新語・流行語大賞で年間大賞に耀く。その他、主題歌「あまちゃん オープニングテーマ」と挿入歌「潮騒のメモリー」は第55回日本レコード大賞作曲賞を受賞するなど、その年の賞を総なめにし、まさしく大ヒットドラマとなった。

 その『あまちゃん』の縁もあってか『いだてん』には、小泉今日子、橋本愛、松尾スズキ、ピエール瀧、勝地涼、杉本哲太、荒川良々といった「あまちゃんファミリー」が勢ぞろいで出演する予定だ。制作統括や演出のスタッフ、音楽担当の大友良英も『あまちゃん』と同様であり、既にヒットの匂いが漂っている。
『いだてん』は「面白いことやりましょう」から始まった

 さて、歌舞伎役者・中村勘九郎と、宮藤官九郎作品ではお馴染みの阿部サダヲが交互に主演を務める『いだてん』。ドラマの舞台は1964年に東京オリンピックが開催されるまでの約半世紀で、中村が日本で初めてオリンピックに参加したマラソン選手・金栗四三役、阿部がコーチとして日本水泳の礎を築いた後、東京オリンピックの実現を目指す政治記者・田畑政治役を演じる。

 大河ドラマで近現代史が描かれるのは、1986年放送の『いのち』以来33年ぶりであり、主演がリレー方式という展開も珍しいな設定である。しかし、『いだてん』の始まりは至ってラフだったよう。2018年12月17日公開の「MANTANWEB」のインタビューで宮藤は、『いだてん』の製作が決まった経緯について以下のように語っている。

<「面白いことやりましょう」と始まって、なんとなく「これ大河になりますかね?」という話になり、「大河になるのかこれは、今までみた大河ドラマでこんなのないですよね」という話をしていて。でも、なるらしい……と>

 また宮藤は、意気込みは「あまりない」、現在の心境は「怒られないようにどう1年間やり過ごそうか」など、コメディ作品の脚本を得意とする宮藤らしい返答をしている。

▲このページのトップへ戻る

FC2 Blog Ranking