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戸田恵梨香が次々期朝ドラ『スカーレット』ヒロインに……“若手発掘”から“キャスティング”にスライドしたワケとは?

  • 2018年12月08日(土) 12:00:46
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来年9月30日に放送開始するNHK連続ドラマ小説『スカーレット』のヒロインに、実力派女優の戸田恵梨香が起用されることが決まった。これで、朝ドラヒロインは、放送中の『まんぷく』の安藤サクラ、来春にスタートする『なつぞら』の広瀬すずに続き、3作連続でオーディションなしで、キャスティングによって決定されることになった。

『スカーレット』は、滋賀県の焼き物の里・信楽を舞台に、妻や母となっても焼き物作りに情熱を燃やす陶芸家・川原喜美子の波乱万丈の半生を描いた作品。脚本は『ホタルノヒカリ』シリーズ、『母になる』(共に日本テレビ系)、『みにくいアヒルの子』『ビギナー』(共にフジテレビ系)などを手掛けた水橋文美江氏が担当する。

 朝ドラヒロインといえば、ほとんど無名の女優、実績が乏しい若手女優をオーディションで発掘するのが通例だった。その中から、石原さとみ、松下奈緒、堀北真希、井上真央といった国民的女優を輩出してきた。ところが、ここにきて、キャスティングで実績十分な女優を起用するように変わったのはなぜなのだろうか?

「実績のない若手女優をヒロインに据えるとなると、フレッシュさの反面、大役をこなしきれないリスクも生じますし、視聴率が伸びない問題も抱えます。最近では、芳根京子がヒロインだった『べっぴんさん』や、葵わかなの『わろてんか』などは正直好評とはいえませんでした。朝ドラは2013年前期の『あまちゃん』以降、ブームに火がつきました。そのため、NHKとしては、安定的に高視聴率をマークし続けなければならない状況に追い込まれています。高い視聴率をキープするためには、脚本もさることながら、やはりしっかりした演技力をもつ、ネームバリューある女優をキャスティングしなければならなくなったわけです。リスク回避と視聴率絶対主義が、オーディションをやらなくなった要因じゃないでしょうか」(テレビ制作関係者)

 朝ドラファンにとっては、ほとんど無名の女優がドラマを通じて成長していく姿や、朝ドラ後の活躍ぶりを見るのが楽しみのひとつだろう。今後それがなくなるとなれば、朝ドラの楽しみ方も否応なしに変わっていかざるを得ない。

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