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ボクシング・村田諒太「このままでは終われない」のは本人でなく電通とフジテレビ?

  • 2018年12月07日(金) 13:00:50
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10月の防衛戦で敗れ、引退を示唆していたボクシング元WBAミドル級世界王者の村田諒太が4日、現役を続行する意向を表明。元王者の動向に注目が集まっている。

 村田はロンドン五輪で金メダルを獲得した実績を引っさげ、2013年にプロに転向。昨年10月、2度目の挑戦で勝利を収め、竹原慎二以来、日本人2人目のミドル級王者になった。しかし10月にラスベガスで行われた試合で敗れ、王者の座から陥落。戦績を見ればわずか2敗で、しかも昨年5月の試合は、WBA会長が「村田が勝っていた」と発言する試合内容だったが、「このままでは厳しい」と語るのはフリーのスポーツライターだ。

「昨年5月の試合は不可解な判定で敗れた村田でしたが、10月の試合は同じ判定負けでも、完敗といえる内容でした。村田の一発狙いの右ストレートはことごとく空を切り、相手のパンチを浴び続け、顔はみるみるうちに腫れ上がりました。あれだけ手数が少ないと、いくら一発のパンチ力があっても判定では圧倒的に不利です。再起後はスタイルを変更するかもしれませんが、来年33歳の彼にはかなり厳しい作業でしょう」(スポーツライター)

 過去の日本人選手の世界王者の最年長記録は35歳。アマ経験が長く、プロ入りが20代後半だった村田が今からファイトスタイルを変えられるのか疑問だが、そう簡単に辞めるわけにはいかない事情があるようだ。週刊誌のスポーツ担当記者が語る。

「村田はもともとプロ志向がそれほど強くありませんでしたが、それを口説き落としたのが電通とフジテレビでした。電通はデビューに際してスポンサーをかき集め、フジはデビュー戦をテレビ中継するなど、完全にVIP待遇。ミドル級王者になった試合後のインタビューでは、村田が電通とフジテレビへの感謝を述べて話題になりました。ただ、村田がタイトルを奪った試合では、チャンピオンを日本に呼び寄せるために大金が掛かっており、電通やフジテレビにしてみれば、これからがようやく投資を回収する段階。今回の敗戦で、元ミドル級3団体統一王者のゲンナジー・ゴロフキンとのビッグマッチの予定も吹っ飛んでしまいましたが、『もう一稼ぎしてもらわないと困る』というのが周囲の本音でしょう」(スポーツ担当記者)

 一時は村田からタイトルを奪取したロブ・ブラント(米)とのダイレクトリマッチも浮上したが、ブラントの次の防衛相手は村田にロンドン五輪決勝で敗れたエスキバ・ファルカン(ブラジル)が濃厚に。「このままでは終われない」と会見で語った村田は再起戦の目処すらついていない状況だが、終われないのは巨額の投資をしてきた電通とフジテレビも同じかもしれない。

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