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「月収・小遣いレベル」でもタレント気分!? 自称・フリー声優の“ギャラ事情”を暴露

  • 2018年04月15日(日) 13:00:58
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頂点を極めれば、年収1億円もあり得る「声優」という仕事。しかし、そこまで到達できる確率は、宝くじに当たるよりも低い。

 声優になりたいと思った若者が、最初に扉をたたくのは声優事務所の運営する養成所か、専門学校。オーディションを通過しての入所、金を払って入学の違いはあれど、当然ながら“一流”となるには大きなハードルがある。多くはここでアニメのチョイ役に出演することすら容易ではない現実を知ってフェードアウトしていくが、しかし、才能も実力もないまま、未練タラタラに“声優業界”に居残る者も。そうした男女が流れ着く先が“フリー声優”と呼ばれるポジションだ。

 フリー声優とは、その名の通り「フリーランスの声優」を指す。正規の声優事務所に所属することなく、自身で仕事を請け負い、声優活動をしているわけだが……。

「正直、事務所に所属していない時点で“論外”と言わざるを得ません。フリーと言えば聞こえはいいですが、ようは事務所に所属し続けられないほどヘタなのに、声優を名乗っているわけですよ。事務所に所属していないということは、その声優のレベルを推し量るための、協同組合日本俳優連合(以下、日俳連)によるギャランティーランクもないということ。とても、まともな仕事を振れません」(アニメ製作会社社員)

 三石琴乃や林原めぐみのように、ベテランの声優が、事務所から独立してフリーとなることは当然あるが、ただこれは、一般芸能人と同じく実力と人脈を持った上でのこと。単に自称して、名刺に「声優」と書いても、実力も実績もなければ仕事が来るはずがない。そうした人々は、どうやって収入を得ているのか。

「普段は、声優業とまったく関係のないバイトをしている人ばかりですよ。仕事の経歴として、人気ゲームの『龍が如く』シリーズに出演したことをウリにする人も多いですが、あれは『通行人A』みたいな役が何百人分もあるんです。末端には、払ってもお小遣い程度の金額なんじゃないでしょうか」(前同)

 大手の会社が携わる、商業作品での声優業は“絶望的”と言わざるを得ない状況だが、とはいえ、ゲームアプリや同人ゲームなどでの需要はそこそこあるようだ。

「同人サークルが制作する、18禁のアダルトボイスドラマに出演している声優は、無名のフリーでも多く稼げているのではないでしょうか。そのジャンルにおいてのみ、局地的に知名度が高く、“あの○○さんが出演”とキャッチが打たれるくらいに評価の高い“フリー声優”もいますよ」(同人制作者)

 アダルトボイスドラマでの「声優代」は、1文字あたり1~6円計算での支払いとなる。そうした計算のうえで、テキストの文字数が10万文字、20万文字となる作品も少なくなく、そうなれば収益は、多く見積もって1作品あたり120万円にもなってくる。

「ジャンルこそアダルトですが、前者のような『お小遣い稼ぎ』フリー声優と比べ、こちらは完全に”勝ち組”といえるでしょう。まあ、いずれにせよ、実力が伴っていることが大前提ですが」(前同・同人制作者)

 “あこがれの職業”の肩書を持ち、チヤホヤされるだけで満足するか、はたまたニッチなジャンルでも地道に努力を重ね、その分野で名を成すか。同じ「フリー声優」でも、志のあり方はさまざまのようだ。

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