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ロボットエンジニアに盲目も…『R-1』ダークホース芸人に注目

  • 2018年02月13日(火) 11:00:12
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"ひとり芸"のナンバーワンを決める『R-1ぐらんぷり2018』の決勝進出者が12日に発表。今回もダークホースとなりそうなピン芸人たちが、名乗りを上げている。

決勝進出を決めたのは、ルシファー吉岡、カニササレ アヤコ、おいでやす小田、おぐ、河邑ミク、チョコレートプラネット・長田、ゆりやんレトリィバァ、濱田祐太郎、紺野ぶるま、霜降り明星・粗品の10組(ネタ順)。ここに、決勝当日行われる「復活ステージ」(LINE LIVE、YouTube Liveで生配信)で敗者復活となる2人を加えた計12人で、王者を争う。

"女芸人No.1"に続く賞レースチャンピオンを狙う「ゆりやん」に、ハリウッドザコシショウ、アキラ100%から続くソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)所属の3連覇がかかる「おぐ」など、注目株がそろっているが、その中でも異彩を放っているのが、「カニササレ アヤコ」と「濱田祐太郎」だ。

○アンゴラ村長と同じサークルに所属

カニササレ アヤコ(24歳)は普段、ロボット・Pepperのアプリや機能を開発するエンジニアで、決勝進出者会見で、優勝賞金500万円の使い道を聞かれても「ロボットの製作をしたいと思っておりまして、ラズベリーパイ(部品)とかをたくさん買いたい」と、今のOLの仕事が大好きだそう。「部長からの評価が上がるように頑張りたいと思います」と謙虚にあいさつし、3月5日の決勝戦は、その部長に有給休暇の申請を出して臨むそうだ。

仕事は理系ながら、早稲田大学文化構想学部在学中に2年間、ワタナベエンターテインメントに所属していたそうで、にゃんこスターのアンゴラ村長とは早大時代に同じお笑いサークルで、ワタナベでも1期違い。ワタナベ時代は、厚切りジェイソンとコンビを組んだ時期もあったそうだ。

「カニササレ」という芸名は「よく蚊に刺されるので」というのが由来で、『R-1ぐらんぷり』は2016年に出場。17年は、当時所属していた会社が副業禁止だったために出場を見送り、転職した現在の会社が「わりとお笑いも応援してくれる雰囲気だった」ということから、再び参戦を決意した。

好きな芸人はなかやまきんに君で「ずっと憧れてお笑いをやってきたんので、今回準々決勝とか3回戦で同じブロックにいて本当にうれしくて」と感激の様子だが、今大会ではそんな憧れの存在を追い抜いてしまい、「ちょっとつらかったです」と複雑な表情を見せていた。

父親は学校の校長先生で、趣味はピアノ、バイオリン、乗馬と、育ちの良さを伺わせる彼女。ネタは雅楽の楽器を使用するもので、そのシュールな世界観に注目だ。

○R-1は「一番思い入れの深い大会」

一方、濱田祐太郎(28歳)は、なんと盲目の芸人。ネタは漫談スタイルで、準決勝では、ハンディキャップを自虐ネタに昇華して会場を爆笑させ、決勝進出者会見でも500万円の使い道を聞かれると、「意味のないことができたらいいな、見えないんで運転免許ないのにミニクーパー買ってみたり、3Dのテレビとか買ってみたい」と明るいノリで答えていた。

芸歴5年で、ゆりやんとは同期。『R-1』はアマチュア時代の2012年に初参戦しが、それが客前でネタを披露する人生初舞台だったため、「一番思い入れの深い大会」だという。

ネタ帳は、画面の文字を音声で読み上げる機能がある携帯電話でメモして覚えるという方式。その分、聴力が優れているのかと思いきや、「『見えてない分、他の人よりも耳ええんちゃうん?』と言われたのを、聞き返したことありますからね(笑)」と自覚はないようだ。

マイクの前に立つまでは補助が必要だが、しゃべり始めると完全にバリアフリー。キャラクター猛者たちの中、純粋な漫談という直球勝負で挑む。

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