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「ガキ使」黒塗り問題に見る、日テレの“強気”

  • 2018年01月11日(木) 20:00:59
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昨年大晦日に放送され、平均視聴率も民放トップとなる17.3%(第1部、関東地区、ビデオリサーチ調べ)を叩き出した「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!大晦日SP絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!」(日本テレビ系)。この結果に局も万々歳かと思いきや、放送直後から問題視されているのが、ダウンタウンの浜田雅功が黒塗りメイクで笑いを誘ったことだ。これは映画「ビバリーヒルズ・コップ」のエディー・マーフィーのパロディであって、制作側に決して人種差別的な意図はなかった。だが、この時代だ。浜田のパロディ部分がネット上で広がり、海外メディアからも大バッシングされてしまったのだ。

 はっきり言って、日テレ側に悪意があったとは思えない。差別というよりは浜田の物まねで笑いを誘いたかったのであり、肌を黒く塗ったこと自体はそのための“オプション”のようなものなのだ。

 だが、あれだけの制作陣が揃う中で、「もしかしたら差別と捉えられるかも」と気づくことができなかったことも問題だ。たとえそこに悪意がなくとも、他国からどう見られるかに対する配慮は必要だった。

 しかし、それでも強気の姿勢を崩さないのが日テレだ。同局は6日に放送した同番組の完全版でも問題の部分をカットしなかった。それにいまだに日テレから正式なコメントは出ていない。

 「日テレの首脳陣の中には謝ったら終わりという雰囲気があり、変に謝らないことこそが、今後もバラエティで視聴者を笑わせることができるのだと思っているようです。対して、いまやボロボロ状態だと言われるフジテレビには、問題があったらまず謝るという雰囲気があり、そういった点が勝ち組と負け組の違いかもしれません」(関係者)

 芸能界からも多くの意見が発せられ、タレントのフィフィは「そう指摘する人達こそ差別」と主張し、デーブ・スペクターは「危機管理上やるべきではなかった。今は時代が違っている」と指摘した。

 いずれにせよ、強気の姿勢がどう出るのかを見守る必要がある。

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